『夢』は大きく　『念い』は熱く

　年々従業員の人数が増え、現在ジットの社員が110名、セレモニーが17名になりました。人が増えれば増えただけ様々な問題が出てきます。それだけコミュニケーションが重要になります。顧問からもありましたが、人が増えたから事業部内、事業部外でのコニュニケーションが不足し、「 隙間 」 が沢山出てきては困ります。どれだけ一人ひとりが気配り、目配り、心配りができるか。人が多くなったからこそ、密にコミュニケーションをとり、行動をしていきます。社員が知らなければ、パーとさんの皆さんにも説明できません。
全従業員がお互いを意識し、カバーし合い、重ねあいチームジットで前進します。
　先日　「　最近色々なところでジットの回収ボックスが置いてあるのを見て嬉しくなる　」　とお会いした方に言って頂きました。意識していただくことに感謝です。ジットのことを応援してくれている方が本当に沢山います。安心して使って頂き、少しでも地域や社会に貢献できるように、全力で行動していきます。

　先日、お世話になっている方の奥さまの親族の葬儀をジットセレモニーで執り行わせて頂きました。昨日喪主様とお話をさせて頂きましたがその中で、「　今私がいるのは何十年も私を支えてくれた妻がいるからです。だからそんな妻の為に心から、全力できちんと送りたい　」　とおっしゃっていました。様々な思いを胸に死と向き合い、葬儀が執り行われます。私もその方の思いを聞き、涙が流れました。
　私も弟や父を亡くしていますが、そのとき2名分まで私が全力で生きようと誓いました。人生は一回しかありません。だから1度しかない人生、いつ何があってもいいと思えるくらい、今を全力で生きています。そして命は１つ。皆さんに何かあれば、ご両親も、ご家族も、周りの人みんなが心配をしますし、悲しみます。周りにいてくれる人のためにも、もう一度安全第一で運転や作業をおこなっていきます。尊い命を大切に生きます。

　3日間泊まり込みで、幹部と中期経営計画について打ち合わせを行いました。この作成会も今年で4 回目になります。1年目は私が一方的に思いや考えを言うだけで、幹部はそれに応えるだけでした。しかし年々、各事業部長もそれぞれ準備計画をし、活発に意見が出るようになり大変嬉しく思います。3年後までのビジョンが具体的に決まり、それぞれの部署の課題ややるべきことがはっきりしました。あとはこの計画通りに実行していくだけです。目標は必ず達成します。今、高校生、大学生の就職内定率が過去最低です。これは日本の企業がどんどん海外に出ているからです。これから１・２年でその動きが進み、製造業はますます空洞化すると思います。しかしジットはここ山梨を拠点に、少しでも地元が元気になるよう、全力で走り続けます。「ジットにできるのだから私もできる！」と勇気を持ってもらえるように、全力で行動し、必ず目標を達成していきます。

　出張帰りの電車の中で、創業当初のことを思い出していました。20年前会社を興した当初は社員が5名でした。当時は日中は社員も私も一日中ラインに入り、パートさんが帰ったあとみんなで事務処理等を行っていましたので、毎晩帰りが深夜というのが当たり前でした。自分たちが今のために未来を夢見てただがむしゃらに働いていました。その時一緒に一生懸命に頑張った社員がいたから今のジットがあります。本当に感謝しています。　みなさんにも今、毎晩遅くまで頑張ってもらっています。ありがとうございます。20年前は自分たちのために頑張っていましたが、今は違います。今はジットの商品を待ってくれているお客様がいます。ジットを必要としてくれているお客様がいます。一人ひとりが世の中に必要とされ、貢献しています。ですからもっともっと自信をもち、使命感を持ち、1つでも多くの商品を出荷し、少しでも社会貢献ができるように、チームジット一丸となり全力投球していきます。笑顔と元気が一番の栄養です。

　先日営業部の係長が研修から戻り、その研修で自分で決めた20個の誓いを朝礼で読んでくれました。今まで聞いたことのないくらい大きな声で元気よく、力強く読んでくれ、とても感動しました。心に響きました。とてもうれしいです。声の大きさ、響き、高さはとても大事です。何があっても会社に入ってきたら、スイッチをオンにしていつも明るく元気に、自分が太陽のつもりで行動してください。自分が元気ならば周りも自然と元気に明るくなります。逆に暗く、元気がなければ周りも不愉快な気分になります。どうせ同じ時間をすごし、同じことをするのなら、元気に明るく、前向きに行動した方が、みんなが幸せになるし、自分も気持ちがよいものです。すべて自分の心次第。心が変われば、声も、表情も変わります。だから、係長の発表に涙し、感動したのです。毎日遅い日が続いていますが、こういうときだからこそ、笑顔で、元気に、チームジット全員で全力投球していきます。
　毎日ありがとうございます。今日本全国のお客様がジットの商品を待っています。皆さん一人、一人が世の中に貢献しています。

　毎月20日に発刊せれている雑誌でインクカートリッジの特集をするということで、取材を受けました。その雑誌は、1916年創刊で、84年もの歴史がある雑誌です。その歴史のある雑誌の中で、リサイクルインクを取り上げて頂けるということでとても嬉しく思います。社員の皆さんの日頃のおかげです。ジットの商品が沢山の人に役立っているこてに幸せを感じます。
　私たちがリサイクルインク事業にこうして取り組むことができるのは、空カートリッジを回収ボックスに入れてくださる皆様がいるからです。捨ててしまうのは簡単ですが、少しでも未来の環境のためにということで回収にご協力を頂いている皆様の気持ちを引き継ぎ、幸せの輪を広げていくことがジットの使命です。リサイクルインクメーカーとして、もったいないの心の輪を世界中に広げ、地球にも、お財布にも優しい商品をより多くの皆様へお届けできるように、より一層精進していくことをあらためて誓います。ありがとうございます。もっともっと世の中の人のために役立っていきます。

　昨日も遅くまで皆さんありがとうございます。世の中はとても速いスピードで変化しています。この変化に対応できる企業ではければ、これから生き残こることはできません。どれだけ小さな変化に気付き、その変化に対応できるか。1日として同じ日はありません。だからもっともっと一人ひとりが小さな変化を見抜く力を養ってください。毎日ただ同じように作業するだけなら機械でもできます。しかし、普段から意識をしていれば、様々な変化に気付くことができ、様々な対策、改善をすることができます。それが機械のできない、「人」が行う仕事です。もっともっと変化に敏感に、日々進化できるように行動していきます。勉強します。

　昨日、社員から 「 友人が自宅に袋いっぱいの空カートリッジをもってきてくれた 」 という話を聞きました。話を聞いてみると、毎年ジットが主催、協賛しているイベントを楽しみにしている山梨県民が沢山いるので、来年も同じように開催できるようにできるようにと、今ジットで空のカートリッジが足りていないということを耳にしたその方が集めてくれたそうです。また今沢山の人がジットの熱い思いに賛同し、回収ボックス設置の話を広げてくださっています。本当にありがたいです。ありがとうございます。 日ごろの社員の皆さんのおかげです。

　何事も1日ではどうにもなりません。全て継続。諦めずに1日1日継続して行動していけば、必ず周りは協力してくれるし、思いは伝わります。創業から20年。やっと回収の輪も広がってきています。ジットを応援してくださっている皆様に少しでも恩返しをできるように、そして一つでも多くの商品をお客様にお届けし幸せの輪を広げていけるように、より一層全力で行動をしていきます。

　1週間海外へ行ってきました。大先輩と一緒に様々なところを訪れ、世界の広さを実感し、日本の世界の先祖の偉大さを肌で感じてきました。そして自分もジットもまだまだだということを痛感しました。しかし、歴史を残した偉大な人物も、私も、皆さんも、人間はみんな一緒です。全て自分次第。心の持ち方、行動によってそれぞれの人生がかわります。どれだけ自分で勉強をし、自分を成長させることができるのか。会社は全てトップで決まります。勉強をすればするほど、本を読めば読むほど、自分の無知さを痛感し、もっともっと勉強しなければいけないとまた新たな本を開きます。人生は一回しかありません。少しでも社会に貢献し、生きていく証を残すためにもっともっと勉強し、必ず社会に貢献していきます。

　昨日、ヴァンフォーレ甲府のＪ１昇格が決定しました。私も本当に嬉しいです。おめでとうございます。5敗してしまえばＪ１昇格は難しいという中、4月4日の時点で1勝、2敗、1分けのという結果で、スタート早々、社長が相当まいっていたのを今も覚えています。しかし、そこから諦めずに前を向いてチームが一丸となって戦い、その後は一敗のみで、Ｊ1昇格を決めました。諦めずに前を向いて戦い続ければ必ず結果が出るし、みんなが一生懸命応援します。泥臭さが人を引き付けるのです。ジットも毎年今月が正念場です。必ず壁は乗り越えられます。お互いを信じ、チーム一丸となり、２０１０年を笑顔で終えられるよう今週も全力で行動しています。

　先月は運動会、ロードレース、ママさんバレーとイベントが盛りだくさんでした。そんな中、私は運動会が終わってから甲府工業の大先輩であり、山梨を代表するスターである田原俊彦さんのコンサートに行ってきました。田原様には今、私が当番幹事をする再来年の甲府工業の同窓会に、ゲスト出演してほしいとお願いをしています。正式な回答はまだありませんが、田原様の力を借りて、山梨を盛り上げ、元気にしていただけたらと願っています。
　会場は熱気にあふれていました。私も懐かしい曲を何曲も聞いて学生時代を思い出しました。学生時代に一緒に何事にも全力投球、楽しいことも悲しいことも一緒に乗り越えてきた仲間がいるから今の私があり、ジットがあります。これからも仲間を大切に、田原様のように少しでも山梨が元気になるように、ジットから熱い思いを発信してきます。