Archive for 4月, 2011

明るい兆し

金曜日, 4月 8th, 2011

 先週末、台湾に出張に行ってきました。とても良い話ばかりでした。
 まず、台湾営業所がスタートし、昨年入社した社員が赴任しました。また、新規で台湾の販売も決まりました。また、新規事業の話も具体的になってきました。そして今回、現地を案内してくれる社員がいませんでしたが、以前弊社に1年だけ務めていた社員が、わざわざ時間を作ってくれ、通訳や案内をしてくれました。たった1年しか仕事ができませんでしたが、私のため、ジットのために、「台湾でできることはすべて私に言ってください。力になれることはやります」と言ってくれ、本当にうれしかったです。
 厳しい中にも、明るい兆しが見えます。見えない心や、理念は変化はしませんが、見えるものを常に変化させ、その時代時代に必要とされる商品をつくり、幸せの輪を山梨から世界に向けて発信していきます。

日々の積み重ね

木曜日, 4月 7th, 2011

 先日、某雑誌の対談企画で馬術競技の石黒建吉様とお会いしました。石黒様は現役時代にオリンピック出場、国体では指導者として山梨県勢を入賞に導き、ご自身も入賞のご経験がある方です。お話をさせていただきましたが、「すごい」です。早朝3時から馬の世話をし、練習を繰り返す日々を年中無休で送り、試合当日も「 いつもどおり 」 そして 「万全のコンディション 」 で望みこれまでの成績を残してこられたと伺い、日々の積み重ねがいかに大切かということを痛感しました。やはり自分に特に厳しく、そして部下にも厳しいです。
  
 また、4月1日の日経新聞 安藤忠雄氏の 「 私の履歴書(一部抜粋) 」 には 『人々は考えなくなり、闘わなくなった。経済的な豊かさだけを求め、生活文化の本当の豊かさを忘れてしまった。本来、子どもは友達と自由に、自然と戯れながら遊ぶ中で好奇心を育み、感性を磨き、挑戦する勇気や責任感養う。今、子どもたちは過保護に育てられ、自分で考える経験が絶対に不足しており、緊張感も判断力も、自立心もないまま成人し、社会を支える立場に立つ。正しい価値観で物事を決めることができず、国際社会で立ち遅れている今の日本と、子どもの教育を取り巻く環境は決して無関係ではない。私は自分で生きる力を身につけなければならないという思いを人一倍強くもってきた。だから、自分お意思が希薄で、人と直接ぶつかり合おうとしない、芯の弱い今の若者や子どもを見ていると、日本の将来に強い危惧の念を覚える』 とありました。これを読み、衝撃がはしりました。私もそのとおりだと思います。
 今の日本の危機を打破するべく、まずはチームジットが創業の精神、経営理念方針どおりに勇気を持って行動してください。仲間が増えたチームジット、気持ちを新たに今日から全力投球をお願いします。
 

2011年度入社式

水曜日, 4月 6th, 2011

 4月1日、22名の新入社員が入社をしました。私はこの4月1日が大好きです。こうして皆さんと新しいスタートの日を迎えられたことに感謝すると同時に、皆さんをここまで大事に育ててくださったご両親に感謝の気持ちでいっぱいです。地震の影響で、今日という日を迎えられなかった人が沢山います。その人の分まで、一生懸命、今を全力投球することが、今の私、皆さんの使命です。このことを強く胸に刻み、これからいつも前向きに、全力投球することを願っています。



 入社をするに当たり、3つ覚えていてほしいことがあります。まず一つ目が、「 素直な心 」 をいつも忘れないということ。失敗を怖れずにまずはやってみる。失敗をしない人などいません。私も、皆さんと同じ年代のころは毎日のように失敗し、上司におこられていました。しかしその失敗があったから、今の私がいます。失敗は成功のもと。素直な心を忘れずに、失敗をいっぱいして、成長をしていってください。
 そして2つ目に、何事も 「 プラス思考 」 で取り組むこと。マイナスのことを考えれば、結果も必ずマイナスの方向にいってしまいます。いつもプラス思考。どうやったらよくなるのか、できない理由を考えるより、どうやったらできるかを考え、いつも前向きに行動をしてください。
 そして最後に、皆さんの 『 勉強・行動 』、実行で会社や両親、日本の評価が決まるということ。もう一度、自分自身の行動、マナーを見直してみてください。そして、皆さんがジットの、そして先祖の、家族の、日本の代表だということをもう一度肝に銘じ、行動をお願いします。



 新しい仲間が22名増えましたので、私も今までの2倍、3倍のパワーで今日からまた、全力投球していきます。チームジット全員で、少しでも多くの皆様に、幸せをお届けできるよう、走り続けます。皆さんの若いパワーに期待をしています。
  

▲答辞 大原有里沙さん
  答辞感動しました。ありがとうございます。