Archive for 11月, 2024

ベーテル訪問記②(2024/10/17〜23)

火曜日, 11月 19th, 2024

 先日に続きベーテルの様子をお伝えします。
 
 今回は訪問中に撮影した写真と共にご紹介します。障がい者との関わりが町の中に自然に溶け込んでいるベーテルは私たちに多くのことを教えてくえました。


ベーテル資料館です。


作業所にいる障がい者の皆さんがロシア・ウクライナ戦争への平和を祈願して作った商品。募金をしたら商品がもらえる仕組みになっています。


ベーテルの街の様子が絵画と模型とで展示されています


ベーテルはてんかん患者のための病院が起源の街。当時の病室の様子が再現されていました。


▲▼当時のベッドや車いすです



歴史館と併設しているショップです。作業所で働いている障がい者が制作した商品が多く、売上のほとんどが障がい者の皆さんへの募金につながるそうです



芸術家の家リュッダ


ベーテルに芸術活動を広め、絵によるセラピーを定着させた3代目のフリッツの妻ユーリアの死後、彼女の意を汲んで設立されたアトリエ。絵も音楽も高いレベルを有していることで高く評価されているそう。


古い版画機。自由に使えるようにアーティストたちに貸し出している。


館長のユルゲン・ハインリッヒさんと。



ベーテル訪問記①(2024/10/17〜23)

月曜日, 11月 11th, 2024

すべての人の笑顔のために
 弊社の取り組みの一つに「山梨を福祉県に!」があります。
 NPO法人ジット会が運営している障がい就労支援事業所「たいよう」では120名のハンディキャップを持つ方々を雇用、児童発達支援事業所「ひまわりキッズ」では7名の発達過程で課題のあるお子様をお預かりしています。
個人的には3年前からスペシャルオリンピックス日本・山梨の理事長職に就かせていただいております。
 今回、ご縁をいただき2万人のハンディキャップを持つ方が働いているドイツの「ベーテル」という町を知り、自分の目で見なければと思い訪問しました。
 ベーテルでは、「施し」よりも「仕事を」、「障がい保障」より「労働を」という理念を掲げています。改めて、ハンディキャップを持つ方々が「仕事をすること」の意義を強く感じました。


▲障がい者の職業訓練先の一つであるホテルに宿泊


▲ホテルにあった日本庭園。2003年に天皇皇后が陛下が来訪されたとのこと。


▲骨董品や家具、本。おもちゃ、洋服などあらゆる日用品を販売。売上げのほとんどがハンディキャップを持つ方々やその関係の施設に寄付される。


▲店舗前にあった回収ボックス。



▲重度のハンディキャップを持つ方が働く職業訓練場



▲木材で作られた天使をいただきました。感謝‼︎

待望のジットグループ株式会社本社が完成しました!

金曜日, 11月 8th, 2024



 1年前から着工してきたジットグループ株式会社の本社の竣工をいたしました。10月11日の竣工式では、私の念いが詰まった本社を日頃お世話になっている皆さまにお披露目をさせていただきました。
 今回のジットグループ本社を建設したこの地は、私が生まれ、私自信を育んでくれた場所です。小学生のころ、この場所で「社長」になることを決め、それからずっとその念いを胸に今日までやってまいりました。
ジットを起業した際、5つの目標(「自社社屋の建設」「メーカーになる」「5人の社員のために5つの会社をつくる」「借金をゼロ」「30年で事業継承」)を立てた私ですが、まだまだたくさんの夢と目標があります。
この念い入れのある場所からまた次のステップに挑戦できることを今は本当にワクワクしています。
今年60歳という節目の年を迎えましたが、人生まだまだこれから。
ようやくスタートラインについたという念いです。


夜になるとジットブルーが富士川町からも見えます。




次回は皆さんにご参加いただいた竣工式の様子をお伝えいたします。お楽しみに!