挨拶と礼儀
私には尊敬する住職がいます。住職は11月から荒修行へ行っています。年間に3人もの人が亡くなるほどの厳しい修行です。その住職と、修行へ行く前に話をする機会がありました。
子供は親から色々なことを教えてもらい成長していきます。世間へ出ても恥ずかしくないように挨拶や礼儀を教えられ、育っていきます。しかし、今の世の中は子供たちに挨拶や礼儀を教えることができない親が増えてしまっています。親自身が挨拶、礼儀がわらからないのです。
会社も、家庭、学校と同じだと私は考えています。上司が親、先生となって、新入社員や部下の手本になり、挨拶や礼儀を教えています。社長は校長先生です。それには、まず自分自身ができなければ、新入社員や部下ができるわけがありません。
挨拶すること、礼儀を大切にすること、朝礼での皆に向ける顔も、部下のためを思って指導をしてほしいと思います。たとえ、その部下が辞めてしまうことがわかっていたとしても、関わって、指導をしてください。相手のためを思ってしたことは、どこかで必ず役に立つ時が来ます。きっといつかは思いが通じます。
ジットは挨拶を何よりも大切にしています。来社してくださるお客様はもちろん、社外で誰かに会ってもきちんと挨拶ができるように指導しています。車を運転していても、それは同じです。速度を緩め、窓を開け、相手に聞こえるように声をかけなければ挨拶したことにはなりません。車の速度も緩めず、頭を下げるだけの軽い会釈よりも、相手に気持ちの良い挨拶ができる人になって欲しいと思います。
情熱溢れ、熱い思いを相手に伝えることができる人が成功する人です。ジットは、自分の思いを言葉にして、行動で相手にきちんと伝えることができる人を必要としています。冷静・沈着な人は、何を考えているのかわからず、相手に気持ちも伝わりません。会議においても、自分の意見・思いを言葉にして、相手に伝えて下さい。素直な人は熱くパワーがあります。子供のころを思い出してください。
ジットは人に対して、熱い思いがほとばしる集団です。