高校3年生へ Ⅰ
先日、甲府市にある私立甲斐清和高等学校にお邪魔し、道徳の授業の中で3年生の前で話をする機会を頂きました。生徒さんも先生方も、そこで会った皆さん全てが、わざわざ立ち止まり「こんにちは!」と丁寧に声を掛けてくださって、大変嬉しい思いをしました。今回の講演では「自分自身が強く念えば夢は必ず達成できる」という念いを、私の生い立ちから起業、そして今日までの出来事を交えてお話しさせて頂きました。
人にはそれぞれに夢や目標があります。私の場合はそれが10歳の時に決めた「社長になる」ことでした。その夢を叶えるために、「どんな会社をつくろうか、その会社をつくるためにはどんな勉強が必要か、そのためには、どんな学校に通ったらよいのか。」と、目的のために計画を立て、友達と遊びたい気持ちを我慢して勉強しました。何も努力をしていない人と同じように過ごしていたら今の私はいなかったと思います。小さなことでも、自分で決めたことは決して諦めず、手を抜かず、「夢は必ず叶えてみせる」と強く強く念いながら一歩一歩夢への道を歩みました。
「やっておいて良かった」と「やっておけば良かった」という言葉があります。
たった一文字しか違いませんが、そこには天と地ほどの差があります。どんな人にも使命があるからこの世に生まれてきたのだと私は思っています。若い皆さんが、自分の未来に向かって歩んでいく中、人生の岐路で「やっておいて良かった」と言えるよう、一日一日を強い念いで過ごされることを心から祈り応援しています。