仲間

 先日、甲府工業の同窓会に参加してきました。私は昭和57年度の卒業ですので、あと2年後には当番幹事になります。不安もありますが、それ以上に期待と喜び、そして何よりも懐かしい大勢の友に会えることに胸を膨らませています。
 心から甲府工業高校を卒業できましたことを大変嬉しく誇らしく想い、何よりも感謝の気持ちでいっぱいです。今こうして生きていること、そして事業を営んでいることに感謝です。私達57年度卒業生は毎月一度「五葉会」という無尽を通し、各クラスの決まった仲間と毎月会っています。その16名の仲間は甲府工業卒業からいつも相談に乗ってくれ、助けてくれます。友達は財産、かけがえのない仲間です。お互い何かあると直ぐに集まります。
 
 ジットの「人は心」のキャッチフレーズは、仕事の完成もちろんですが、人の完成を目指し、物をつくる前に人をつくる企業。つまり人材教育が何よりの社会貢献と考え素直な熱い想いの集団をつくります。人が育てばモラルが良くなり、治安も安定し、社会全体のレベルが上がります。これは甲府工業が 「 質実剛健 」 を校訓とし、また 「 技術者となる前に人間になれ 」 の信条を教えて下さったからです。先生方の体を張っての教育、先輩方からの上下関係の教えを忘れません。子供は家庭で育てられ、学校で学び、地域社会で成長し、会社で仕事を通して社会に貢献し、生きているという実感、感動を受けます。
 甲府工業の卒業生ということを胸に、常に教えを実行していき、地元山梨から、日本を元気に、平和な世界を目指し、今自分自身が出来ることを行動していき、祖先と母校の伝統を継承し、継続することが使命だと思っています。

▼2010年度 甲府工業高等学校同窓会

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