「使用済みインクカートリッジの回収に関する被害者支援事業協定締結式」
この度、甲府南警察署にて「使用済みインクカートリッジの回収に関する被害者支援事業協定締結式」を執り行いました。
甲府南警察署が立会人となり、公益社団法人被害者支援センターやまなし、南甲府警察署犯罪被害者支援連絡協議会と当社で犯罪被害者等を支援するため、使用済みインクカートリッジ回収等について、協定を結びました。
協議会に加盟する25の団体で回収されたインクカートリッジ1個につき、およそ10円を被害者支援センターやまなしへ寄付し、犯罪被害にあわれた被害者やその家族を支援するために役立てていただきます。
インクカートリッジ回収による被害者支援活動は2021年11月に行われた上野原警察署に続き、今回の南甲府警察署が2カ所目になります。
弊社では、1999年に「使用済インクカートリッジを捨ててしまうのはもったいない」という念いから、世界で初めてインクカートリッジのリサイクル化を実現し、現在では全国19,000ヶ所以上に回収ボックスを設置させて頂いており、年間2,850万個を回収して約2,180トンのCO2を抑制しています。これは1年間にスギ約15万5千7百本が吸収するCO2量と同じです。
また、自治体での回収も進めており、山梨県全27市町村、全国367市町村の自治体のゴミステーションへも使用済インクカートリッジの回収ボックスを設置させて頂いております。
私たちが「使用済インクカートリッジの回収」をメリットを3つ挙げさせて頂きます。
①【教育の向上】
私たち大人が率先垂範して「リサイクル」に取り組むことで、未来を担う子どもたちに「もったいないの心」を繋ぎ、SDGsの輪を広げることで子どもたちの教育向上につながります。
②【障がい者の雇用】
現在、毎日全国各地から回収される「使用済インクカートリッジ」の選別作業を当グループ「NPO法人ジット会たいよう」で行っており、1つのカートリッジが1名の障害者雇用に繋がっています。
現在では、97名のハンディキャップを持っている方々が仕事を通して社会に貢献することが出来ているという「生きがいとやりがい」を感じながら、一緒に働いてくれております。
③【資源の活用】
弊社では、破損等でジットリサイクルインクカートリッジに蘇ることができないカートリッジに対しても、破砕・粉砕し、プラスチック資源として再資源として蘇らせ、限りある資源の活用に繋がっています。
▼朝日新聞掲載 記事
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SDGsの取り組みも活発になる中、廃棄されるプラスチックごみを減らしながら、被害にあわれた皆様への支援に役立てていただくことで、少しでも被害を受けられた方やご家族の支援に繋がるよう、願っております。
これからもインクカートリッジ回収事業を通じて、「山梨を元気に!」笑顔の輪を広げてまいります。