インド進出
弊社では、数年前より世界一の人口の国インド(現在14.3億人、2050年には17億人を推定)に進出を検討してきました。環境保全に対する意識向上、分別に関する具体的ビジョンを確立できるチャンスと捉え、ニューデリーを中心にインド環境省を含めた関係省庁や機関を周り、情報収集を2年継続し、本年5月に「JIT Yamanashi India Private Limited」現地法人を単独で設立致しました。
現地では、学校や公共施設、家電量販店等に回収ボックスを設置し、使用済みインクカートリッジ、空インクタンクを収集し、日本製のジットインクを使いリサイクル製品として販売を行う事で環境に対する意識、SDGsの理念を世界に広げ、初年度の売上は1.5億円の売り上げを目指しております。またインドにおけるインク市場は毎年120%の成長が見込まれており、来年は3億円の売上を見込んでおります。
今後はインクカートリッジ以外の使用済み製品の回収も予定もしており、日本国内で培ったサ—キュラ-エコノミ-をインドにおいて多面的に展開する計画です。
現在、現地社員2人、日本からは責任者が1人常駐、ニューデリーの国立大学「Jamia Millia Islamia」を定期的に訪れ在学生に対して日本の現状と環境をテーマに講演を行うことで関係性を築き、本年は4人の学生が入社し、今後も毎年社員の採用を予定しています。
▼山梨日日新聞にも掲載されました。
これからも、人財採用が厳しい山梨県に1人でも多くのインドの学生が働ける架け橋となり、県内においてダイバ-シティ企業の見本となれるよう尽力してまいります。
また、今回のインド進出を機に「環境県・観光県」の山梨を世界にアピールしていきます。