2023年度 にこにこキッズ保育園卒園式

先日、にこにこキッズ保育園が認可保育所となってから初めて小学校へ送り出す、第1期生の園児たちの卒園証書授与式が執り行われました。

第1期生となる卒園生は8名。長い子は、1歳の頃に入園し、5年間の成長を一緒に見守らせていただきました。


式が始まる前に、保護者の皆様と思い出を振り返るムービーを視聴しました。
生まれてきてから卒園の日まで、写真一枚一枚に思い出があり、「この写真を撮ったときは、こんなことを言っていたな」「これは、あの場所で撮ったものだ」と子どもたちとの思い出が回想され、涙が止まりませんでした。


園長挨拶では、8名の園児・保護者へ1名ずつ感謝の念いを伝えさせていただきました。


そして、卒園証書授与では、一人ひとりとの思い出を伝えながら、同じ目線で挨拶を交わしました。証書を受け取り降壇する前に、子どもたちの「夢」を大きな声で発表してもらいました。保護者の方も、職員も、堂々とした子どもたちの姿に涙ぐんでいたように思います。


証書授与の後に、保護者の皆さまへ感謝の気持ちを伝える時間を作りました。子どもたちが、覚えたてのひらがなで、一文字ずつ思いを込めて書き上げたお手紙です。1人ずつ、保護者へお手紙を読み上げ、「いつもありがとう」と言葉を添えて、子どもたちから保護者へ手渡しました。皆さん、涙が止まらず、本当に大切に大切に育てられてきたのだと、今まで関わらせていただけたことに、改めて感謝しました。


次に、在園生からお祝いの言葉と歌を贈りました。いつも、にこにこキッズのみんなでうたっていた「にじ」の合唱。在園生の中にも、最後だと分かっているからか涙を流している子もいて、職員も涙が堪えきれない様子でした。


最後は、卒園生の呼びかけと合唱です。保護者へ、在園生へ、先生へ、そして共に過ごしてきた仲間へ、感謝の気持ちと1年生になることへの意気込みを全員で出しきってくれました。「おおきくなったよ」の合唱は、これがみんなで唄える最後の1曲。泣きながら歌う子もいて、本当に涙が止まらず寂しさと嬉しさと切なさと…様々な感情が入り混じりました。


退場は、保護者と職員みんなで花道に沿って並び、花吹雪を舞わせながら言葉を掛けました。
また、1人ずつ、担任の先生から花束を受け取り、ゆっくりと歩きながら退場する姿は、どこに行っても活躍できると自信を持って送り出すことができる、さすがにこにこキッズで過ごしてきた子たちだと誇らしく感じました。


それぞれ、小学校に行っても、自分らしく笑顔いっぱいで楽しんでもらいたいと思います。そして、いつでも遊びに来て、近況を教えてくれると嬉しいです。私たちの可愛い可愛い子どもたちの巣立ちを見届けることができ、本当に感謝の念いで胸がいっぱいです。
ありがとうございます。

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