権利擁護研修会
先日、ジット株式会社本社にて、南アルプス市の自立支援協議会権利擁護部会様が主催する第一回目となる「権利擁護キャラバン研修会」が行われました。
会場の様子です
これは、障害差別法の改正により、今年度から障がいのある方への合理的配慮が企業にも義務化された中で、障がい者雇用を推進する企業として、南アルプス市と連携して権利擁護について学ぶ機会をつくり、今後、障がいのある方が働きやすい環境づくりにつなげることを目的として実施される研修です。今現在、100名を超える障がいのある仲間が一緒に働くジットグループで、その第一回目を実施していただく運びとなりました。
ジットの社長より「双方にコミュニケーションをとり、障がいのある皆さんが働きやすい環境をつくるモデルとなれるよう、しっかり取り組んで欲しい」と挨拶がありました。
▲▼発表の様子
この度のキャラバン研修では、実際に障がいのある仲間と一緒に働いている社員とその当事者が共に参加し、一緒にワークをしながら「合理的配慮」についての実情を踏まえながらさらに掘り下げ、社会的バリアを取り除く方法、建設的対話などについて話し合い、その内容を参加者全員で共有しました。
参加した社員やメンバーからは、
・同じ障がいでも違う悩みをかかえていたりすること、それぞれにとって何がひつようなのかという配慮を知っていく必要があると思った
・信頼関係の構築が自分からの一方通行になっていないか、良かれと思った言葉や行動が空いてを傷つけていないか、改めて自身を振り返ることができ、良い勉強ができた
・受け取る側のことを考え、言動や行動の線引きを話し合える環境構築が大切だと感じた
などの感想がありました。
山梨日日新聞にも掲載していただきました
今後も山梨県を福祉の県にできるよう、当グループにできることを全力で行ってまいります。この度、貴重な研修を実施してくださった自立支援協議会権利擁護部会様に、心から感謝申し上げます。感謝、感謝です。