日々の積み重ね
先日、某雑誌の対談企画で馬術競技の石黒建吉様とお会いしました。石黒様は現役時代にオリンピック出場、国体では指導者として山梨県勢を入賞に導き、ご自身も入賞のご経験がある方です。お話をさせていただきましたが、「すごい」です。早朝3時から馬の世話をし、練習を繰り返す日々を年中無休で送り、試合当日も「 いつもどおり 」 そして 「万全のコンディション 」 で望みこれまでの成績を残してこられたと伺い、日々の積み重ねがいかに大切かということを痛感しました。やはり自分に特に厳しく、そして部下にも厳しいです。
また、4月1日の日経新聞 安藤忠雄氏の 「 私の履歴書(一部抜粋) 」 には 『人々は考えなくなり、闘わなくなった。経済的な豊かさだけを求め、生活文化の本当の豊かさを忘れてしまった。本来、子どもは友達と自由に、自然と戯れながら遊ぶ中で好奇心を育み、感性を磨き、挑戦する勇気や責任感養う。今、子どもたちは過保護に育てられ、自分で考える経験が絶対に不足しており、緊張感も判断力も、自立心もないまま成人し、社会を支える立場に立つ。正しい価値観で物事を決めることができず、国際社会で立ち遅れている今の日本と、子どもの教育を取り巻く環境は決して無関係ではない。私は自分で生きる力を身につけなければならないという思いを人一倍強くもってきた。だから、自分お意思が希薄で、人と直接ぶつかり合おうとしない、芯の弱い今の若者や子どもを見ていると、日本の将来に強い危惧の念を覚える』 とありました。これを読み、衝撃がはしりました。私もそのとおりだと思います。
今の日本の危機を打破するべく、まずはチームジットが創業の精神、経営理念方針どおりに勇気を持って行動してください。仲間が増えたチームジット、気持ちを新たに今日から全力投球をお願いします。