ジットの顔 3
○ ジットは「もったいない」の心でエコロジー商品を開発・製造し、未来の地球環境を守ります。
1996年頃、環境という言葉がキーワードとして聞かれ始め、ちょうどその頃、お客様から「使い終わったインクカートリッジを捨ててしてしまうのはもったいない。」という一言から「お客様のご要望を実現することにより、ゴミも減らせて環境にも良く、価格も下げられる!」「社員全員が地球環境に貢献出来る新しい仕事を生み出せる!」と立ち上がりました。
製造部はリサイクル化を実現しようと休みもなく毎日夜遅くまで試作品を作り続け、品質保証部はお客様に安心して使っていただけるように、厳しい目で何度も何度も検査を行い続けました。営業部は全国を駆け巡り、回収ボックスの設置を行いました。そして社員一人一人の熱い念(おも)いが形になり、1999年に世界で初めてインクカートリッジのリサイクル化を実現しました。
現在では全国5000ヶ所以上に回収ボックスを設置させて頂いています。国内では1億5千万個のインクカートリッジが流通し、その内約7%・年間1000万個をリサイクル化し約750トンのCO2を削減しており、これは一年間にスギ約5万4千本が吸収するCO2量と同じです。さらに、世界では年間15億個のインクカートリッジが消費されています。そこで私たちは、台湾、香港、シンガポール等のアジア圏を足掛かりに、ヨーロッパ諸国、アメリカへと拠点を進出させ、地球環境を守ります。そして世界の年間インクカートリッジ消費量の10%、約1億5000万個をリサイクル化し約11,000トンのCO2を削減していきます。
私たちは世界中で廃棄されるインクカートリッジを減らし、1つでも多く再利用して価値ある商品として蘇らせ、未来の子供たちを守るために、世界中にリサイクルの輪を広げます。