研修、勉強の意味
9/20今朝は倫理法人会が主催する、週に一度の朝会の日でした。県内の経営者の皆さんの参加は20名。年齢も、経験も、私以上の経営暦も長い先輩方です。そこへ私を含め、ジットの幹部社員が20名参加させていただきまして私のスピーチ(夢は大きく、思いは熱く)をさせていただきました。周りの環境を変えて体で感じる気づきの勉強をさせていただきました。ありがとうございました。
人はみんな弱く、自分に甘いものです。私自身も、そうです。今日参加していた経営者の先輩方も、研修し、勉強して気づき、自分自身を成長させなければと思っても、弱く甘い自分を自覚しているからこそ、気づいたことを継続するために、こうした朝会などの研修に参加して、勉強しています。その姿はとても謙虚です。今回、この朝会へジットの幹部社員に参加してもらったのには、こうした謙虚な経営者の先輩の皆さんに実際に会って、自分自身で感じて、学んで欲しいという私の強い思いがあったからです。
『早起きは三文の徳』といいう言葉があります。昔の人は日が昇ると仕事へ行き、日が暮れると仕事を終え、家に帰りました。太陽を基準とした生活です。もう一度この基本に戻ることが良いと思っています。だから私は太陽の昇る朝の時間を大事にしています。それは、ジット=10-10(十月十日)から、『朝』の字を書くことにもつながります。朝の時間を大事にするということには、ここに意味があります。そして、生命の誕生とも深い関わりのある“ジット=10-10”、人は十月十日間母親のお腹の中で育ち、生まれてきます。ジットの社用車と社員全員の自家用車のナンバーの統一『10-10』には、従業員の安全を祈願する意味を込めると共に、ジットの社員としての自覚、同じ目標に向かって進む仲間、家族として全員一致団結という意識統一の思いが込められています。私はジットで働くみなさん、ジットに関わるみなさんに、ジットを通して、生まれてきたことに感謝して、そして一日の始まりである朝の時間を大切にして過ごしてほしいと思っています。車のナンバー『10-10』にした意味合いも、しっかり理解して行動して欲しいと思います。
社員のみなさんも、会社での研修や、朝礼での私の話、毎日私の感動したみなさんの日報を読むことも、それを聞いたり、研修に参加して気づいたことを継続することができる人はあまりいません。自分に弱く、自分に甘いのは、みんな同じです。勉強して気づいても、また失敗してしまうのが人間です。気づいて勉強したことを継続することができないから、また研修や講習に参加するのです。今日の朝会に参加していた経営者の先輩方は弱い自分を謙虚に受け止め、自覚して行動ができている方たちなのです。この繰り返しで人は成長していきます。一度、研修を受けたからといってそのまま何もしなければ、また元に戻ってしまいます。だから、みなさんにはたくさんの本を読んで、たくさん研修や講習に参加していってほしいと思います。
今日は製造部の新入社員の誕生日でした。昨日、研修へ行った社員を迎えに行く車中で、今日誕生日を迎えた社員がとても頑張っているという話を聞きました。中国出身で、両親は遠く離れているけれど、いつも感謝する気持ちを忘れずに、これからも笑顔で頑張ってくれることを願っています。