ジットには毎日たくさんの使用済みインクカートリッジが届けられます。
お客様は、わざわざ電車に乗って、車に乗って、交通費をかけて回収boxへ入れてくれる。
遠い道のりをおばあちゃんとお孫さんが手を繋ぎながら、時間をかけてでも回収boxへ足を運んでくれる。
北海道から沖縄まで、暑い日も寒い日も、「ついでだから」と回収に協力してくれる。
皆様が口をそろえておっしゃることは、「捨てるのはもったいない」。
「地球環境を守りたい、子どもたちの未来を守りたい」ということ。
ジットは、そのたくさんの念いが詰まったインクカートリッジを大切に、大切にリサイクルインクへと甦らせます。
そして、南アルプスから日本を元気に!未来の子どもたちの笑顔のため、幸せのために全力投球していきます。
1996年頃、環境という言葉がキーワードとして聞かれ始め、ちょうどその頃、お客様から「使い終わったインクカートリッジを捨ててしてしまうのはもったいない。」という一言から「お客様のご要望を実現することにより、ゴミも減らせて環境にも良く、価格も下げられる!」
社員全員が地球環境に貢献出来る新しい仕事を生み出せる!と立ち上がりました。
製造部はリサイクル化を実現しようと休みもなく毎日夜遅くまで試作品を作り続け、品質保証部はお客様に安心して使っていただけるように、厳しい目で何度も何度も検査を行い続けました。営業部は全国を駆け巡り、回収ボックスの設置を行いました。そして社員一人一人の熱い念いが形になり、1999年に世界で初めてインクカートリッジのリサイクル化を実現しました。現在では全国23,000ヶ所以上に回収ボックスを設置させて頂いています。
国内では年間1億個のインクカートリッジが流通していますが、その内約は57%は廃棄されているのが現状です。1つでも多くのインクカートリッジを回収し大切な資源の有効活用をする為ジットでは全体の29%・年間3,003万個(トナー・OA機器・消耗品カートリッジを含む)を回収して約2,295トンのCO2を抑制しています。これは1年間にスギ約15万5千7百本が吸収するCO2量と同じです。さらに、世界では年間15億個のインクカートリッジが消費されています。そこで私たちは、台湾、香港、シンガポール等のアジア圏を足掛かりに、ヨーロッパ諸国、アメリカへと拠点を進出させ、地球環境を守ります。そして世界の年間インクカートリッジ消費量の10%、約1億5000万個をリサイクル化し約11,000トンのCO2を抑制していきます。 私たちは世界中で廃棄されるインクカートリッジを減らし、1つでも多く再利用して価値ある商品として蘇らせ、未来の子供たちを守るために、世界中にリサイクルの輪を広げます。
インクジェットプリンタの普及や高性能化に伴い、使用されるインクカートリッジの数は年々増加しています。しかし、そのほとんどが家庭の一般ゴミとして焼却や埋め立てられてしまいます。インクカートリッジは焼却すると、1個あたりエプソンのインクカートリッジで約110g、キヤノンのインクカートリッジで約58gのCO2が排出されます。
ジットではこの問題に取り組み、廃棄カートリッジを回収し独自の技術で再生して繰り返し使う「インクカートリッジ再生事業」を行っております。インクカートリッジを回収してリサイクルすれば、焼却したときに排出されるCO2を抑制することができます。 回収ボックスは製品取扱店舗、学校、公共施設等に設置されております。 使用済みインクカートリッジはこちらのボックスにお入れください。