3月14・15日、4月19日と太平洋沖地震の被災地に、支援物資を届けてきました。そこでお会いした方から、お礼のお手紙がとどきましたので、ご紹介をさせて頂きます。 |
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▼石巻市にお住まいの方より 津波で4.5キロ下流は、堤防が決壊し、人も家も流され、その惨状たるや目を背け呆然としておりました。毎日、死体安置場をまわる人、わが子を探しに、2・3時間歩いて現場へ行く若いご夫婦、2階に避難したお年寄りは、平屋に住んでいるお茶のみ友達が“○○さん助けて”と言って、流されていき、毎夜その声にうなされている現実。だれが想像したでしょう。つらい避難場に居られなくなり、当町の家に入られた方も150名を越えました。心も体も疲れ、健康やこれからの生活に不安を抱えております。 ありがたい支援物資は、当町はじめ、孤立している部落の方々にお届けしました。「うわぁーうれしいたすかります」「買いに行ってもなかったのありがとう」の感謝の言葉、強く手を握って大変喜んでくれました。貴社の皆様の応援を糧に、町の再建・復興に向けて力をあわせて参ります。重ね重ねのお心遣いに深く感謝し、お礼と致します。誠にありがとうございました。 ▼女川町にお住まいの方より 先日は天候の悪い中、遠路山梨より心あたたまる支援物資を届けていただきましてありがとうございました。 私の住んでいる女川町はサンマの水揚げで有名な静かで美しい町でした。今回の震災はそんな町の日常を一瞬で奪い去り、まったく別の町にしてしまったのです。変わり果てた町の姿に一時は呆然とし、途方にくれていましたが、皆様のように私たち女川を応援してくださる方々のおかげでまたがんばろうという気持ちになることができました。 道路事情も悪い中、遠く山梨から支援物資を直接届けるということはなかなかできることではありません。女川町でも避難所には物資が届きますが、在宅非難の私たちには物資が行き届いている訳ではないため、今回のようなご支援は本当に助かりました。大変な状況ではありますが、私たち女川町の住民はこの町が好きであり、必ず元通りの美しい町にするという強い気持ちで復旧活動を行っています。一日でも早く元通りの町に戻れるようがんばりますので復興した折にはぜひ遊びに来て、女川の人の強さを見てください。この度のご支援、本当にありがとうございました。 |
わざわざお手紙を頂きありがとうございました。 沢山の皆様から集まった支援物資と気持ちは、確実に被災地の皆様に届きました。 今もなお、不安を抱えながら、一生懸命前をみて歩いています。 私達チームジットも、全員でできることを継続し、 一緒に未来に向かって前進していきます。 ありがとうございました。 |