ジット株式会社

インク共同開発の事例

油煙、松煙をインクジェットプリンター用にインク化

国宝や重要文化財等公開が限られている古典文学作品を伝統の技法とオリジナルに近い素材で再現した和紙と、これまで取り組んできた文化財のデジタルアーカイブ等に用いた現在の印刷技術を活用して多くの人に見てもらえる「リマスター文化財」を企業、研究所、大学と共同開発しました。
ジットは当時の古文で使用された墨を再現。煤(松煙、油煙)と膠(にかわ)を使いインクジェットプリンターで印刷できるインクを開発しました。
2020年9月に行われたシンポジウム「日本文学展 〜文学とメディアの千年譚〜」で成果を発表しました。

鎌倉時代(13世紀後半)の絵巻 国宝 「平治物語絵詩」をリマスター

【企画・制作】
凸版印刷株式会社
【協   力】
宇髙健太郎(東京文化財研究所)、平諭一郎(東京藝術大学)
【インク開発】
ジット株式会社

※文化庁「文化資源コンテンツ創成事業」の採択事業により制作したものです。

ページトップへ